内容説明
モチベーション・マネジメントの問題が、ソ連邦の管理・被管理関係のもとでどのように解決されているのか、を資本主義企業の実践との比較を意識しながらソ連邦の文献を利用してあきらかにしようとした試みの一つが本書である。
目次
第1章 労働活動の刺戟(欲求;利害;刺戟)
第2章 道徳的刺戟の理論と実際(労働集団・集団性・集団主義;道徳的刺戟の現実、コレクチビストの実態)
第3章 創造的刺戟の理論と実際(社会主義のもとでの;労働による労働への「刺戟」)
第4章 物質的刺戟の理論と実際(個人的な物質的関心の「社会主義的」意味;「刺戟」としての賃金)
第5章 刺戟とブリガーダ方式(ブリガーダ方式とはなかに;ブリガーダ方式の内容;ブリガーダ方式の意義)