内容説明
本書は、大学で初めて法律を学ぶ方、あるいは一般の方にも消費者契約法を身近に感じてもらえるよう、起こりやすい事例を選んでわかりやすく説明しています。消費者保護法の制定以来、「Q&Aケースでわかる市民のための消費者契約法」として第5版まで版を重ねてきた書籍を、2016年と2018年の改正に対応し改訂を行うことを機に、改題し刊行するものです。
目次
消費者契約法の制定された事情
消費者契約法の目的と事業者への義務付け
消費者契約法の適用対象
重要事項の不実告知による取消制度
断定的判断の提供による取消し
不利益事実の不告知による取消し
困惑による取消し
過量販売の取消し
契約相手とは別の事業者の問題勧誘
取消制度の意味〔ほか〕
著者等紹介
村千鶴子[ムラチズコ]
1953年生まれ。名古屋大学法学部卒業。1978年から弁護士。東京経済大学現代法学部教授。日本消費者法学会理事。一般財団法人日本消費者協会理事。日本弁護士連合会消費者問題対策委員会委員。国民生活センター消費者判例評価委員会委員、国民生活センター客員講師、東京都被害救済委員会会長などを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。