内容説明
待ったなしIFRS(国際財務報告基準)への対応を急げ。会計システム営業担当者、開発担当者、これから国際会計基準の勉強を始めようとしている経理担当者などにもわかりやすく解説。
目次
ここ数年の日本の会計基準の動き―国際会計基準にはあまり関心がなかった
国際会計基準の基礎知識―知らないではすまされない国際会計基準
コンバージェンスの罪―経理関係者を無関心にさせた原因
コンバージェンス開始前の比較(1998~2005年)―せっかく制定したと思ったら…
コンバージェンス開始後の違い(2000年~)―合わせたはずなのに、なぜまだ違うの?
これからコンバートされる日本の会計基準―まだまだ止まらない会計基準の新設・変更
コンバージェンスの対象になっていない項目―IFRSs適用時に初めて発覚する!
作りかえられてしまうIFRSs―コンバージェンスの元がまた変わる!
IFRSsと日本の会計基準の本質的な違い―もともと大きな違いがあるのです
会社法および税法との関係
システムへの影響
日本企業の課題
著者等紹介
中田清穂[ナカタセイホ]
公認会計士。1984年明治大学商学部卒。1985年青山監査法人入所、大手電機メーカーの米国会計基準(FAS)での連結財務諸表監査チームに配属。後に、同社の会計システム改革に参画。1992年プライスウォーターハウスコンサルタント会社に転籍。トヨタ自動車、三菱石油(現新日本石油)、日本軽金属などの連結経営システムの構築・導入に従事。1997年株式会社ディーバ設立。東芝、パナソニック、JFE、新日鉄、NTT、三井不動産、帝人、その他大手電力会社など、米国会計基準(FAS)採用企業を含む、多数の連結経営システム導入を手掛ける。2005年独立。連結経営導入について、STRAVISやeCA‐DRIVERなど、特定の製品にとらわれない自由な活動を展開。内部統制対応やIFRSs適用対応についてのコンサルティング活動を実施。現在、株式会社ビジネスソリューション・ジャパン非常勤取締役および株式会社スリー・シー・コンサルティング顧問としても活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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