内容説明
投資家の間に存在する情報の非対称性や小口投資家の株式売買行動を、マーケット・マイクロストラクチャーの分析手法を援用して詳細に解明する。
目次
第1章 本書の目的と構成
第2章 ティック・データを用いた投資家行動の研究:文献サーベイ
第3章 その他の高頻度データを用いた投資家行動の研究:文献サーベイ
第4章 利益発表と出来高反応
第5章 利益発表と出来高反応の方向
第6章 利益発表と投資家別の反応
第7章 ビッド・アスク・スプレッドの短期分析:文献サーベイ
第8章 ビッド・アスク・スプレッドの長期分析:文献サーベイ
第9章 ビッド・アスク・スプレッドの国際分析:文献サーベイ
第10章 利益発表と情報の非対称性
第11章 結論と展望
著者等紹介
音川和久[オトガワカズヒサ]
1969年大阪府生まれ。1992年神戸大学経営学部卒業。1997年神戸大学大学院経営学研究科博士課程後期課程修了。神戸大学より博士(経営学)の学位を取得。1997年大阪府立大学経済学部専任講師。2000年大阪府立大学経済学部助教授。2001年神戸大学大学院経営学研究科助教授(~現在、同准教授)。2003年ワシントン大学客員研究員(~2004年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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