戦略資本政策―新時代の新株予約権・種類株式活用法

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  • サイズ A5判/ページ数 324p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784502290305
  • NDC分類 325.242
  • Cコード C3034

出版社内容情報

企業の資本政策に生かすべき新株予約権・種類株式の実務を法律、会計、税務の面から詳述する。

内容説明

新株予約権や種類株式(エキゾティック証券)は、単なる資金調達手段としての枠から抜け出し、ストック・オプションという従業員のインセンティブ・プラン、敵対的買収防衛策、事業再生目的(DES等)、ベンチャー投資、事業承継など幅広い分野で活用され始めてきている。本書は、このエキゾティック証券を企業の資本政策に生かすための活用方法を紹介するとともに、法律、会計、税務ならびに公正価値の評価方法について詳述する。

目次

第1部 新株予約権・種類株式の戦略的活用法(プライベート・エクイティ投資における種類株式、新株予約権戦略;上場準備会社における新株予約権、種類株式を活用した資本政策;資金調達目的の新株予約権、種類株式の発行戦略;事業承継における新株予約権、種類株式の活用;ストック・オプションの発行戦略)
第2部 新株予約権・種類株式の戦略(新株予約権、種類株式とは何か;上場準備会社の新株予約権評価の方法;上場準備会社の株式評価方法;新株予約権の法務;新株予約権の会計;新株予約権の会計;新株予約権付社債の会計処理;種類株式の評価方法;税務からみた種類株式の評価;議決権種類株式の上場制度の概要と会計上の論点)

著者等紹介

野口真人[ノグチマヒト]
株式会社プルータス・コンサルティング代表取締役。京都大学経済学部卒業。みずほ銀行(旧富士銀行)、JP.モルガン・チェース銀行及びゴールドマン・サックス証券では、一貫して事業法人や大手機関投資家に対してデリバティブを使ったヘッジ手法のコンサルティングに従事。その間ユーロマネー誌によるアンケートにて、3度最優秀デリバティブセールスに選ばれる。2004年に株式会社プルータス・コンサルティングを設立し、代表取締役に就任。金融工学、会計、税務、法務を融合した新しい有価証券評価ビジネスを立ち上げた

中嶋克久[ナカシマカツヒサ]
株式会社プルータス・コンサルティング代表取締役。公認会計士。1984年中央大学商学部会計学科卒業、1985年青山監査法人プライスウオーターハウス(現プライスウォーターハウスクーパース)に入所、会計監査の他に上場準備会社等を対象にした資本政策・内部統制等のアドバイザリー業務や株主価値創造のためのコンサルティング業務を行う。これらの公認会計士業務に加え、ジャフコ出向中のベンチャー企業のコンサルティング業務、野村證券に駐在・実施した法人営業アドバイザリー業務、預金保険機構出向中における金融機関等の優先株式等の引受・管理・処分業務を経験。監査法人を退職後、企業価値評価、種類株式・新株予約権評価等の事業を行うプルータス・コンサルティングを創業し現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。