出版社内容情報
法規制や裁判例・実行手続に関するわかりやすい解説と、豊富な契約条項例が好評のロングセラー。第３版では、民法改正による影響や最新の裁判例をフォローしている。
三浦 亮太［ミウラ リョウタ］
著・文・その他
河島 勇太［カワシマ ユウタ］
著・文・その他
内容説明
本書は、組織再編の中でも、契約次第で様々なアレンジが可能な事業譲渡につき解説します。法規制に始まり、他の組織再編手法との比較や実行手続、裁判例の紹介、契約書の記載例など、幅広くテーマをカバーします。第３版では、民法改正による影響や近年の動向・裁判例をフォローしています。
目次
第１部 事業譲渡の概要（他の組織再編行為との比較；事業譲渡に関する会社法の定め；「事業譲渡」の意義、実行手続；会社法以外の法律による事業譲渡の規制）
第２部 事業譲渡契約における各契約条項の記載例（前文；事業譲渡の合意；譲渡資産；債務の承継；契約上の地位の承継 ほか）
著者等紹介
三浦亮太［ミウラリョウタ］
三浦法律事務所弁護士。１９９３年開成高等学校卒業。１９９７年東京大学法学部卒業。２０００年弁護士登録（東京弁護士会所属）
河島勇太［カワシマユウタ］
森・濱田松本法律事務所パートナー弁護士。２００１年栄光学園高等学校卒業。２００５年東京大学法学部卒業。２００７年東京大学法科大学院修了。２００８年弁護士登録（第二東京弁護士会）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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ちくわ
2
事業譲渡の法務の実務的な知識が学べる。前半部分は会社法上の事業譲渡の位置づけや関連する裁判例が記載されており、基礎的な知識を仕入れるのに良い。後半部分は事業譲渡契約の具体的な条項となっており、いろいろなパターンの条項例が載っているのは実務上の参考になると感じる。本書の一番良い点はこの後者の点だと思う。実務においても具体的な案件ごとにポイントとなる点は異なってくるが、後半部分の条項例を参考に契約書を作り込んでいくのは有用だと思う。2021/12/16
