出版社内容情報
事業承継は相続税だけでなく、経営の一部であり、精神や文化や価値観が欠かせない。そのニュアンスを感じ取るには具体的事例に当たるのが一番。そこに失敗しない理由がある。
中野 雄介[ナカノ ユウスケ]
監修
中野公認会計士事務所[ナカノコウニンカイケイシジムショ]
編集
内容説明
事業承継は相続税の問題だけではなく、企業経営や組織運営の一部であり、人間心理や文化あるいは価値観を含む総合的なアプローチが求められています。しかし、人間心理、文化、価値観などは、体系的な説明が難しく、そのあたりのニュアンスをくみ取り感じるためには具体的事例を自社に照らして考えることが有意義です。そうすることによって、自社の事業承継の問題をより鮮明に浮き彫りにできると同時に、その解決策のヒントが見つけられるはずです。
目次
1 いまどきの事業承継を考える
1 親族内承継にみる成功例・失敗例
2 親族外承継にみる成功例
3 特殊な事業承継にみる失敗例
4 円滑な事業承継のためのスキーム
5 事業承継に活用できる税制
6 まとめ
著者等紹介
中野雄介[ナカノユウスケ]
公認会計士・税理士。1969年京都府生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科修了。歴任:立命館大学大学院経営管理研究科客員准教授、京都府中小企業再生支援協議会サブマネージャー、京都府包括外部監査人。現任:中野公認会計士事務所所長、清友監査法人代表社員、一般社団法人地域企業振興協会理事長、日本公認会計士協会理事、日本公認会計士協会京滋会副会長、一般社団法人事業承継学会常務理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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