財務会計の理論と実証

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  • サイズ A5判/ページ数 538p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784502284502
  • NDC分類 336.9
  • Cコード C3034

内容説明

本書は、会計理論のテキストとして、必要とされる経済学、数学、統計学の知識を最小限取り入れ、最新の実証研究や理論研究をカバーしている点に特徴がある。現代の財務会計論の実情に最も適した会計理論のテキストである。

目次

はじめに
理想的状況の会計
財務会計に対する意思決定有用性アプローチ
効率的証券市場
意思決定有用性についての情報パースペクティブ
意思決定有用性についての測定パースペクティブ
経済的帰結と実証会計理論
コンフリクトの分析
経営者報酬
利益マネジメント
基準設定:経済的問題
基準設定:政治的問題

著者等紹介

スコット,ウィリアム・R.[スコット,ウィリアムR.][Scott,William R.]
1931年アメリカ合衆国カリフォルニア州に生まれる。1953年カールトン大学経営学部卒業。1968年シカゴ大学経営大学院修士課程修了、MBA取得。1973年シカゴ大学経営大学院博士課程修了、Ph.D.取得。ドラン建設、カールトン大学経営学部助教授、准教授、クイーンズ大学経営学部准教授、教授、ウォータールー大学会計学部教授、オンタリオ州勅許会計士記念教授を経て、1996年ウォータールー大学特別名誉教授

太田康広[オオタヤスヒロ]
1968年岐阜県に生まれる。1992年慶應義塾大学経済学部経済学科卒業。1994年東京大学より修士(経済学)取得。1997年東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。2002年ニューヨーク州立大学バッファロー校スクール・オブ・マネジメント博士課程修了。2003年ニューヨーク州立大学よりPh.D.取得。ヨーク大学ジョゼフ・E・アトキンソン教養・専門研究学部管理研究学科講師、助教授、慶應義塾大学大学院経営管理研究科助教授を経て、2007年慶應義塾大学大学院経営管理研究科准教授

椎葉淳[シイバアツシ]
1972年兵庫県に生まれる。1995年大阪大学経済学部経済学科卒業。1997年大阪大学大学院経済学研究科修士課程修了。2000年大阪大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。2003年大阪大学より博士(経済学)取得。追手門学院大学経営学部専任講師、大阪大学大学院経済学研究科専任講師、助教授を経て、2007年大阪大学大学院経済学研究科准教授

西谷順平[ニシタニジュンペイ]
1971年大阪府に生まれる。1995年東京大学経済学部経営学科卒業。1997年東京大学大学院経済学研究科修士課程修了。2000年東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。青森公立大学経営経済学部専任講師、助教授、立命館大学経営学部助教授を経て、2007年立命館大学経営学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しをゑん

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タイトルにある通り、これは現代までに会計学研究がどのような過程を経てきたのか、またその社会的な役割を果たしてきたのかを理解するためのもので、会計の中身やその妥当性を検討するものではない。ゆえに実践会計学のような暗記事項は殆ど触れられていない。しかしこの本を読むことで、経営者や会計の専門家が企業業績を検討する際にどのような思考がなされているのか、その底流にあるものをしっかり掴むことができる。内容はおそらく大学院レベルのものだが、会計学で将来食べていく人には必読書だと思う。2018/07/30

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