出版社内容情報
環境を配慮した環境経営は、それ自体がブランドとなる。また、JITを中心とした従来の生産システムも効率重視から循環型システムに移行する必要があることを考察。
白石 弘幸[シライシ ヒロユキ]
著・文・その他
柳 在圭[ユウ ザイケイ]
著・文・その他
内容説明
環境問題が深刻化し、環境志向が消費者サイドで高まっているのにともない、環境経営にどれくらい積極的に取り組んでいるかがコーポレート・ブランドイメージの規定要因として重要になっている。また、今日の消費者は購買の意思決定において製品そのものもさることながら、それをどのように生産しているのかをも意識するようになっている。このため循環型生産システムの確立は今後、差別化の重要かつ有力なアプローチとなる。
目次
第1部 環境経営によるブランディングと脱コモディティ化(環境経営とJIT生産および循環型システム;ブランディング基盤としての環境経営;体験型施設と環境経営およびブランディング)
第2部 資源循環システムにおけるJIT生産の役割(トヨタ生産システム;JIT生産;JIT生産の展開;Pull‐Push型生産の適用例;循環型生産システムへの展開)
著者等紹介
白石弘幸[シライシヒロユキ]
1961年北海道札幌に生まれる。東京大学経済学部、同大学院経済学研究科を経て、1992年信州大学経済学部専任講師。1996年金沢大学経済学部助教授。2004年金沢大学経済学部教授。2008年同大学組織再編により人間社会学域・経済学類教授。専攻、企業の競争優位と情報・知識の活用、ブランディング
柳在圭[ユウザイケイ]
1961年韓国釜山に生まれる。韓国成均館大学工学部、大阪大学大学院基礎工学研究科を経て、1999年理化学研究所ゲノム科学総合研究所テクニカルスタッフ。2000年豊橋技術科学大学工学部助手。2005年金沢大学経済学部助教授。2008年金沢大学人間社会学域・経済学類教授。専攻、生産システム・スケジューリング・最適化問題(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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