Q&A法務担当者のための国際商事仲裁の基礎知識

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  • サイズ A5判/ページ数 278p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784502281617
  • NDC分類 329.85
  • Cコード C3032

出版社内容情報

海外企業との紛争解決手段として注目される国際商事仲裁。本書は、海外の仲裁機関での実務経験を有する編著者が中心に論点を検討し、現在の標準な実務を解説する基本書です。

シティユーワ法律事務所[シティユーワホウリツジムショ]
編集

前田 葉子[マエダ ヨウコ]
著・文・その他/編集

内容説明

海外進出企業にとって、契約書に仲裁条項を入れる実務が一般に行われるようになってきている。しかし、仲裁手続の大きな特徴として、「ルールとして明文で決まっていない部分が多い(本書「はしがき」より)」こともあり、なじみの薄い印象を持たれている。本書では、実務で直面する疑問点・問題点を、仲裁手続の流れに沿って解説している。第1章で契約書における紛争解決条項の作成からスタートし、費用・時間などに留意して、手続の進み方と対応上の留意点を、具体的に明らかにする。

目次

紛争解決条項の作成
仲裁申立ての進め方
仲裁と費用
仲裁申立てをされたときの対応
仲裁と保全手続
仲裁人の選任
仲裁審理手続
証拠の提出・証拠調べ
証拠開示・ディスカバリー
証人尋問
仲裁判断
仲裁判断の取消し
仲裁判断の承認・執行
仲裁と調停・和解
仲裁と倒産
簡易仲裁制度
投資仲裁

著者等紹介

前田葉子[マエダヨウコ]
シティユーワ法律事務所弁護士。2003年、第1東京弁護士会登録。2003~2015年、西村あさひ法律事務所勤務。2010~2011年、米国ニューヨークのデベヴォイズ・アンド・プリンプトン法律事務所出向、2011年、米国NY州弁護士登録、2012年、SIAC(シンガポール国際仲裁センター)出向。2015年~現在、シティユーワ法律事務所パートナー。国際仲裁・訴訟を専門とし、国際取引法務を広く取り扱う

石森博行[イシモリヒロユキ]
シティユーワ法律事務所弁護士(アソシエイト)。2007年、東京弁護士会登録。2011年、経済産業省出向。2016年、豪州Lander&Rogers法律事務所メルボルンオフィス出向。国内・海外を含む倒産・事業再生、国際仲裁を含む紛争解決を専門とし、国際取引法務を広く取り扱う

小尾重樹[オビシゲキ]
弁護士・ニューヨーク州弁護士。2011年シティユーワ法律事務所入所。2015~2016年、Pillsbury Winthrop Shaw Pittman法律事務所(ニューヨーク)。2016~2017年、常設仲裁裁判所(オランダ・ハーグ)。2018年8月現在Hughes Hubbard&Reed法律事務所(ニューヨーク)Visiting Attorney。東京大学(法学部)、神戸大学(法科大学院)およびコロンビア大学(LL.M.)卒業。現在、アムステルダム大学博士課程在籍中(国際投資法)。国際仲裁を中心とする紛争解決を専門とする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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