出版社内容情報
小さなモノづくり企業を支えるのは経営者の身体化された知識である。地域を支え、また支えられながら生きる地道な企業が日本のエンジンとなっていることを様々な角度で検証。
鵜飼 信一[ウカイ シンイチ]
著・文・その他/編集
内容説明
本書では、経営学や経済学、マーケティングといった多様な研究領域を持つ研究者たちが、それぞれの視点から中小企業の実態や未来について、論を展開し、また、中小企業の経営者やこれを支援する実務家・政策担当者たちが、それぞれのビジネスや問題意識に基づいた主張を述べている
目次
第1部 中小企業随想録(生業資本主義と企業経営;身体化された知識と人間の生き方;ものづくりの生業からみた経済発展の基盤)
第2部 現場から考える中小企業ビジネス(生業視点のマーケティング戦略;日本酒蔵元の再生にみる商学の体系―「懸隔の架橋」という役割;日本の観光経済と地方遊園地の経営 ほか)
第3部 中小企業経営者とは何か(中小企業経営者の企業家精神;中小企業経営者のパーソナリティと企業行動・パフォーマンスの関係性;現代の経済学と中小企業 ほか)
著者等紹介
鵜飼信一[ウカイシンイチ]
早稲田大学商学学術院教授。1949年東京都生まれ。早稲田大学大学院商学研究科博士課程修了後、(株)三菱総合研究所などに勤務し、1994年より早稲田大学商学部教授。1994年~1996年、早稲田大学系属早稲田実業学校副校長を兼務。2004年~2006年、同大学産業経営研究所所長を兼務。2010年~2014年、早稲田大学インキュベーション推進室長を兼務し、同大学インキュベーションセンターの管理運営や学生ベンチャー企業の指導などを行った。専門は、中小企業の研究で、主に製造業の小規模企業を対象としている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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