内容説明
最近の新しい会計基準は多様な内容を有しているが、その基底に共通して見られるものは、投資家等に対する情報開示の視点が強調され、またストックを重視する貸借対照表の重要性が再確認されている点である。本書はこうした新会計基準の内容について詳解するとともに、計算例題を織り込んで、財務諸表の作成および報告に関する理論と制度をわかりやすく解説することを目的としている。「第2版」は、平成20年1月までに公表された会計関連規定と会計基準を全面的に取り入れた最新版テキストである。
目次
財務諸表論の基礎
企業会計の技術的構造
企業会計制度
損益計算の基礎原理
収益・費用会計
資産会計
負債会計
資本会計
財務諸表
連結財務諸表
リース会計
税効果会計
外貨換算会計
著者等紹介
森川八洲男[モリカワヤスオ]
1937年三重県に生まれる。現在、明治大学名誉教授。商学博士。公認会計士第2次試験委員、同第3次試験委員、税理士試験委員、不動産鑑定士第2次試験委員を歴任。日本簿記学会会長(現在)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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