出版社内容情報
法人税の実務で問題となりやすい寄附金・交際費について、類似費用との区分、損金不算入額の計算など、新しい論点と従来の論点を含む税務処理のポイントをQ&A形式で解説。
TOMA税理士法人[ティーオーエムエーゼイリシホウジン]
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内容説明
金銭や物品などを贈与した場合に、それが寄附金になるのか交際費等になるのかといった判断は、個々の実態をよく検討した上で判定する必要があります。また、寄附金は支出の相手先や態様等によって課税関係が変わってきます。さらに、実務上、交際費と寄附金の区分以外に、給与及び福利厚生費、広告宣伝費、販売促進費等の隣接費用との区分についても慎重な判断が必要とされます。本書では、新しい論点と従来の論点を含む難解な寄附金と交際費について、より実務に即した内容にするためQ&A形式で解説をまとめています。
目次
第1章 交際費の範囲
第2章 交際費と類似費用との区分
第3章 交際費の損金不算入額の計算
第4章 寄附金の範囲
第5章 寄附金と類似費用との区分
第6章 公益法人と寄附金