内容説明
わが国企業の活動を活性化し、グローバルな水準での競争優位性を確保し、それを維持するためには、適切な原価計算の実施が不可欠である。本書は、簿記・会計の初学者が、将来においてより専門的な会計上の諸問題に取り組むことができるように、伝統的な原価計算に関する基礎知識について平易に説明することを目的としている。
目次
原価計算の意義と目的
原価の本質と種類
原価の費目別計算
製造間接費計算
原価の部門別計算
単純個別原価計算
単純総合原価計算
工程別総合原価計算
その他の総合原価計算
標準原価計算
原価差異の算定と分析
直接原価計算
著者等紹介
小菅正伸[コスガマサノブ]
1978年関西学院大学商学部卒業。1983年関西学院大学大学院商学研究科博士課程後期課程単位取得退学。1983年関西学院大学商学部専任講師、その後助教授を経て、1993年、関西学院大学商学部教授。1994年豪州マックォーリー大学客員研究員。1998年博士(商学)(関西学院大学)。2000年豪州マックォーリー大学客員研究員。2005年関西学院大学専門職大学院経営戦略研究科会計専門職専攻教授(兼任)(2007年3月まで)。現在、日本会計研究学会評議員、日本管理会計学会理事、日本原価計算研究学会理事・副会長、関西経営品質賞判定委員会委員、平成18年~19年公認会計士試験試験委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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