内容説明
本書は、企業の財務分析によって、より今日的な観点から企業の現状を映し出すための手法を説明することを目的としている。したがってこれまでの安全性、収益性などの財務比率分析だけではなく、キャッシュ・フロー分析や経済付加価値（ＥＶＡ）に多くの紙面を割いている。これにより、これまでの分析指標の解釈にもより多面的な評価が可能になると思われる。
目次
第１部 財務分析の基礎編（財務分析の基本と目的；財務諸表；比率分析）
第２部 企業価値分析編（企業価値評価；フリー・キャッシュ・フロー；資本コスト；事業投資と収益性；ＥＶＡとＭＶＡ；株主価値（株価分析））
第３部 総合分析編（粉飾決算の事例研究；企業買収の事例研究；企業価値向上戦略の事例研究）
著者等紹介
鈴木基史［スズキモトフミ］
昭和３４年７月２５日生まれ。平成２年３月明治大学大学院経営学研究科博士後期課程単位取得退学。平成２年４月富山大学経済学部専任講師。平成４年４月富山大学経済学部助教授（現在）
羽岡秀晃［ハオカヒデアキ］
昭和２３年１０月１０日生まれ。昭和４６年３月京都大学法学部卒。昭和４８年３月京都大学経済学部卒。昭和６１年６月ニューヨーク大学経営大学院卒。昭和４８年４月株式会社北陸銀行入行。平成１３年６月取締役東京支店長就任。平成１４年６月常務取締役就任。平成１６年６月取締役専務執行役員就任（現職）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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