出版社内容情報
ビジネスにあわせてサンプル契約書を修正する過程を、法務部長と新人部員の会話を通じて楽しく理解!第2版では、民法改正を反映したほか、「特殊な契約」への対応法を追加。
鈴木 学[スズキ ガク]
著・文・その他
豊永 晋輔[トヨナガ シンスケ]
著・文・その他
内容説明
本書は、ベースとなる契約書がどのような思考回路を経て修正されるのか、具体的なブラッシュアップの過程を示すことで、契約書の作成方法を解説します。新人が作った契約書の原案を、法務部長が添削指導するという形で進み、作成のポイントがよくわかります。第2版では、民法改正を反映したほか、「特殊な契約」への対応法を追加しています。
目次
第1章 本書の読み方
第2章 契約書作成のポイント
第3章 売買契約書作成のプロセス
第4章 委託契約書作成のプロセス
第5章 賃貸借契約書作成のプロセス
第6章 「特殊な契約」
著者等紹介
鈴木学[スズキガク]
西村あさひ法律事務所パートナー弁護士。1992年慶應義塾大学法学部卒業、1996年弁護士登録。企業法務全般に関わる。専門は事業再生・倒産分野
豊永晋輔[トヨナガシンスケ]
2004年東京大学法学部卒業、2006年東京大学法科大学院修了、2007年弁護士登録(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ちくわ
2
契約審査の思考形式について、法務部長と担当者による会話形式でのOJT的なやりとりを通して学んでいく。いわゆるひな形との差分的な発想ではなく、「考えて」契約審査を実施するとはどういうことかを学ぶには役立ちうる本だと思う。ただ、取り上げられている案件は、一般的なビジネスの現場からすればかなりイレギュラーなもので、説明のためのトリッキーな案件が設定されているように感じるのは企業実務から離れておりイマイチと感じる。最大公約数的にありえそうな取引をベースに説明しないと、初心者にはスッと入ってこないと思う。2022/09/25
ふじこ
1
会話形式で読みやすいです。2021/11/05
ただの人間
1
取り上げる契約書数は多くないが、案を前提に対話形式でどのような点を考慮すべきかが指摘されていく。具体的な思考のプロセスをたどることができた。特に特定の事業を前提にどう契約書に落とし込んでいくかといった点や、当該類型の契約書に関する裁判例を調べるといった点は参考になった2019/02/07
CandideOverture
0
新人の法務部員が作成した契約書案に対し、ベテランがアドバイスする形で書かれている。 なるほどと思う部分もあったけど、自分には難しかったようだ。 読み物としてはいいけれど、レファレンスとしては使いづらいかな。2020/02/02
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