出版社内容情報
名越 洋子[ナコシ ヨウコ]
著・文・その他
内容説明
会計基準の考え方とそれを支える理論を究明。負債と資本の区分、払込資本の測定と負債の評価の接点、米国のストック・オプションの費用認識の歴史的根拠と税効果会計等を多面的に検討した。
目次
第1章 本書の問題意識と各章の構成
第2章 転換社債など複合金融商品の発行の会計―区分処理と払込資本の測定
第3章 取得条項付転換社債型新株予約権付社債の会計問題―一部現金決済の可能性のある取得と消却
第4章 自社株式による決済の会計と負債・資本の区分
第5章 米国のストック・オプションの会計基準の変遷にみる費用認識の根拠と税効果会計
第6章 日本企業のストック・オプションの特徴と自己新株予約権の処理
第7章 結論と今後の課題
著者等紹介
名越洋子[ナコシヨウコ]
明治大学商学部教授。1991年慶應義塾大学経済学部卒業、1997年東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。明治大学商学部専任講師、助教授を経て、2006年より現職。日本コーポレート・ガバナンス・フォーラム運営委員、日本コーポレート・ガバナンス・ネットワーク企画委員、相模原市下水道事業審議会審議委員・会長等を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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