内容説明
本書は2部構成全12章編成である。最初に第1章において、本書を貫く基本的認識を明らかにする。次いで第1部では全4章を使って戦略管理会計のフロンティアを議論する。さらに第2部では、全7章を使ってマネジメント・コントロール会計のフロンティアを論じている。
目次
次世代管理会計のフレームワーク
第1部 戦略管理会計のフロンティア(経営者と戦略;経営戦略とフィードフォワード管理会計;製品ライフサイクルの短縮と原価企画;NPV法とリアル・オプション)
第2部 マネジメント・コントロール会計のフロンティア(管理会計における「整合性」とEVAの展開―長期利益計画と年度業績評価における整合性;グループ経営と管理会計―松下電器産業の事例を中心に;京セラのアメーバ経営と管理会計システム;実地調査からみた京セラのアメーバ経営―京セラフィロソフィの役割を中心に ほか)
著者等紹介
上總康行[カズサヤスユキ]
1944年兵庫県に生まれる。1972年立命館大学経営学部卒業。1977年立命館大学大学院経営学研究科博士課程単位取得。1990年日本会計史学会賞受賞。1991年経済学博士(京都大学)。2003年日本原価計算研究学会賞受賞。2006年公認会計士試験委員。現在、京都大学大学院経済学研究科教授
澤邉紀生[サワベノリオ]
1966年和歌山県に生まれる。1990年京都大学経済学部卒業。1995年京都大学大学院経済学研究科博士後期課程学修認定。1998年博士(経済学)京都大学。2005年日本管理会計学会賞受賞。京都大学大学院経済学研究科助教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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