内容説明
多くの日本企業を甦らせた定量的手法が明らかになる。バブル崩壊以降、日本企業は試行錯誤を重ねながらも、着々と企業価値向上のための経営改革を推進して甦ってきた。かつて、もてはやされた日本的経営は伝統的な資本市場よりも従業員などのステークホルダーを重視した経営であった。資本市場の発言力が強まるにつれ、こうした伝統が足かせとなってきた。こうした逆境のなかで、資本市場の論理に基づく経営を根付かせようとする経営手法が培われ、日本企業再生の一因ともなっている。これが本書で紹介する定量的手法である。
目次
本書のアウトラインと基本用語集
第1部 イントロダクション(企業価値向上経営;モンテカルロ・シミュレーション)
第2部 定量的手法の適用(キャッシュフローの予測;投資採算のリスク評価;事業リスクに基づく経営手法(経営計画とリスク評価) ほか)
第3部 個別手法(資本コスト―推計方法と推計事例;セグメントベータ;証券市場からみた企業価値 ほか)
著者等紹介
小林啓孝[コバヤシヨシタカ]
早稲田大学大学院会計研究科教授
加藤芳男[カトウヨシオ]
ソニー(株)プロキュアメントセンターサプライヤーリレーション部
小松原宰明[コマツバラタダアキ]
イボットソン・アソシエイツ・ジャパン(株)マネジメングパートナー
辺見和晃[ヘンミカズアキ]
(株)構造計画研究所事業開発部
山田方敏[ヤマダミチトシ]
旭硝子(株)財務企画室(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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