退職給付制度見直しの会計実務―将来の損益、キャッシュフロー、税金計算等への影響 (第2版)

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  • サイズ A5判/ページ数 380p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784502254703
  • NDC分類 336.9
  • Cコード C3034

内容説明

確定拠出年金法や確定給付企業年金法の施行により、多様な選択肢の中から、企業の人事戦略に適合した退職給付制度を設計することが可能となった。しかし、退職給付会計における諸数値は、難解な年金数理の手法に基づいて計算されているため、制度変更が経営に及ぼす影響を事前に正確に見積もることは極めて難しい。本書は、制度変更のパターンを網羅的に取り上げ、それぞれの特徴と留意点をまとめるとともに、簡易モデルを用いて、将来の損益やキャッシュフロー、税金計算などに及ぼす影響をわかりやすく解説するものである。「第2版」では、近年の法改正等をフォローし、合併、分割、出向・転籍における最新の会計実務についても詳しく解説する。

目次

第1章 経営からみた退職給付会計導入の影響
第2章 確定給付企業年金への移行と留意点
第3章 キャッシュバランスプランへの移行と留意点
第4章 ポイント制度の導入と留意点
第5章 確定拠出年金への移行と留意点
第6章 中小企業退職金共済制度への移行と留意点
第7章 基金の財政運営と解散・代行返上の会計処理
第8章 退職給付制度の廃止と退職金前払制度の導入
第9章 事業再編に伴う会計処理

著者等紹介

井上雅彦[イノウエマサヒコ]
公認会計士。(社)日本証券アナリスト協会検定会員。1962年生まれ。1986年一橋大学商学部卒業。生命保険会社勤務を経て、1988年中央監査法人(現中央青山監査法人)入所。1999年より中央青山監査法人パートナー。現在、中央青山監査法人代表社員(パートナー)、業務管理本部退職給付会計グループ副グループ長を兼務。これまでに、日本公認会計士協会公的年金専門部会専門委員、同協会業種別監査委員会委員、同協会厚生年金基金特別プロジェクト専門委員等を歴任

三輪登信[ミワタカノブ]
公認会計士。(社)日本アクチュアリー会正会員。1969年生まれ。1992年大阪大学工学部卒業。生命保険会社勤務を経て、1994年中央監査法人(現中央青山監査法人)入所。2002年日本生命保険相互会社企業保険数理室へ派遣。現在、中央青山監査法人大阪事務所年金数理室マネージャー、業務管理本部退職給付会計グループを兼務
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