内容説明
国際会計はいま大きなうねりの中にあります。EU上場企業は、2005年1月1日以後開始する事業年度から、IFRSによる連結財務諸表の作成が義務づけられています。また、IASBと米国財務会計基準審議会(FASB)は、IFRSと米国会計基準の将来の収斂化に向けて合意し、着々とその成果を公表しています。わが国の企業会計基準委員会も、IFRSとの差異を最小にするIASBとの共同プロジェクトを立ち上げました。一方、2007年以降、日本基準での開示をEUで認めるかどうかが検討されており、その技術的助言が2005年7月にCESRからEUへ提出されました。このような国際動向の中、本書では、IFRSをただ理解するという観点だけではなく、IFRSを採用して連結財務諸表を作成できるよう、実践にも力点を置きました。
目次
現在の国際財務報告基準
国際財務報告基準に関する事前知識
理論編(フレームワーク;財務諸表作成における一般的事項;貸借対照表項目;損益計算書項目 ほか)
実践編(財務諸表の様式・会計方針の決定;連結パッケージ;モデル・フォームと注記)
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