内容説明
大学学部で学ぶべき財務管理論の基礎知識を30講に分けてわかりやすく解説した入門テキスト。実際の講義に即した構成で財務管理論全領域のエッセンスが手に取るように理解できる。ファイナンスの基礎を学びたいビジネスマンにも最適。第2版では、最近の経営の重要課題に基づいて構成を見直し、EVAやキャッシュフローの解説を充実させたほか、注目を集める新株予約権や証券化などを新たに加えて再編。初版以降の商法改正もフォロー。
目次
財務管理論の舞台―企業・会社とは何か(企業形態;責任制度;資本集中;支配集中)
株式資本の調達(増資の方法;株式の多様化―種類株;所有の法人化と株式持合い;配当政策)
EVAと機関投資家
自己金融(利益の留保と費用の留保;減価償却と長期引当金)
社債資本の調達(形態と方法;新株予約権と新株予約権付社債)
CPとMTN
借入金の調達(種類と形式;利子はどう決まるか;メインバンクシステム)
BIS規制と成長財務
不良債権処理
経営計画と財務計画〔ほか〕
著者等紹介
坂本恒夫[サカモトツネオ]
経営学博士。明治大学教授、知的資産センター副センター長。1947年京都府生まれ。1979年明治大学大学院経営学研究科博士後期課程修了。1991年より現職。この間、1984・85年オーストラリア、ニュー・サウス・ウエールズ大学客員研究員、97から99年イギリス、レディング大学客員研究員。日本経営財務研究学会副会長、日本財務管理学会副会長、証券経済学会理事、日本経営分析学会理事、中小企業・ベンチャービジネス・コンソーシアム会長
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