出版社内容情報
[]
編集
内容説明
M&Aに際して行われる、人に係るデューデリジェンスは、「人および人事マネジメント全般の調査」と「労働に由来する潜在債務の調査」の両輪から成ります。本書は、前者を「人事デューデリジェンス」とし、解説したものです。ターゲット会社の労働法制上の遵守度合いの調査項目、所属する人の特性や保有資格・経験、社風などの調査項目を、「義務的調査項目」「任意的調査項目」に分けて事例で詳説しています。また、M&Aスキーム別に人事労務管理の要諦についても整理しています。巻末には、詳細なチェックリストを収録しています。
目次
第1章 人に係るデューデリジェンス(M&Aにおけるデューデリジェンスとは;人事デューデリジェンスと労務デューデリジェンス)
第2章 義務的調査項目(法定三帳簿、雇入通知書、就業規則、退職証明書、労使協定;内々定、内定、試用期間;採用;人事権;制裁;労働契約の終了)
第3章 任意的調査項目(基本事項の調査;労働条件の把握;従業員に関する調査;高齢社員の処遇;取締役服務規程;労働組合)
第4章 M&Aスキーム別人事労務管理の要諦(合併;会社分割;事業譲渡)
著者等紹介
野中健次[ノナカケンジ]
社会保険労務士法人野中事務所代表社員。1994年に開業した野中社会保険労務士事務所を2011年に法人化。M&A前後の人事マネジメントを専門とする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。