内容説明
本書は、「プロフェッショナルのための高度な投資戦略と企業会計」を扱う専門実務書です。「巨額の資金を保有する機関投資家の投資実務にできるだけ即した実務解説書」という観点から、今回は「会計上のデリバティブ」をテーマに、横串で会計処理を議論します。その際、具体的なデリバティブの使い方や経済的な効果、さらに実務上重要となる金融規制についても、現時点でわかる限り、できるだけ詳しく触れています。
目次
第1章 機関投資家の運用と制約(機関投資家の特徴;デリバティブと企業会計 ほか)
第2章 デレバティブとその会計処理の概要(デリバティブの概念;オプション取引 ほか)
第3章 ヘッジ会計の投資戦略への適用(ヘッジ会計の概略;有効性検証の省略 ほか)
第4章 ヘッジ会計以外のデリバティブ会計の投資戦略への適用(複合金融商品会計;ファンド投資戦略 ほか)
第5章 デリバティブと金融規制対応(デリバティブの規制動向;店頭デリバティブ規制 ほか)
著者等紹介
岡本修[オカモトオサム]
1998年慶應義塾大学商学部卒業、国家公務員採用1種試験(経済職)合格。2000年中央青山監査法人入社、会計士補開業登録。2002年朝日監査法人(現有限責任あずさ監査法人)入社。大手金融機関等の会計監査に従事。2004年公認会計士開業登録。2006年みずほ証券入社。マーケット部門にて金融機関を中心とするソリューション営業に従事。2015年合同会社新宿経済研究所設立、代表社員社長に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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