内容説明
企業経営の維持・発展という継続企業にとって欠かせない視点からすると、中小企業にとっての最重要課題は事業承継にあるといっても過言ではない。本書では、これまで主に法務や税務の観点から論じられてきた事業承継問題を、経営サイドから考察するとともに、その留意点を明らかにする。すなわち「誰に何を承継させるか」という視点である。また、やむを得ず「廃業」という選択を迫られた場合の企業内実務対応についても触れる。
目次
第1章 事業承継の現状と課題
第2章 引継ぎ対象事業の明確化
第3章 法務面からみた事業承継の実務対応
第4章 税務面からみた事業承継の実務対応
第5章 事業承継時の企業内実務対応
第6章 廃業時の企業内実務対応
著者等紹介
大野正道[オオノマサミチ]
筑波大学名誉教授。博士(法学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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