内容説明
内部統制の理解には、まずIT統制の包括的な理解が必要不可欠であり、内部統制の評価はIT統制の評価に大きく依存する。本書は、このような認識のもと、内部統制におけるIT統制の役割とその構築のポイント、また、IT統制の評価および監査の進め方とその要点について、実践的な面からの解説と実務ノウハウを取り上げている。第4版では、内部統制報告制度の定着化に向け、本制度適用2年目以降の継続したIT統制の監査を行ううえで有用な情報となるよう追加・改訂を行っている。また、今後、大きなトピックとなるIFRSやクラウドコンピューティングについての解説を追加している。
目次
第1章 IT統制とは
第2章 IT統制監査とは
第3章 IT全般統制とその監査実務
第4章 業務処理統制とその監査実務
第5章 今後、IT統制の検討対応が必要な内容
第6章 その他のIT監査