内容説明
日本特有の会計環境のなかで経営者が好む会計手続き選択とは―経営者による利益調整を体系的に実証分析。
目次
第１部 利益ベンチマークに関する利益調整―個別財務諸表情報（先行研究のサーベイ；減益および損失回避と利益調整；減益および損失回避と裁量的発生高；経営者予想値の達成と利益調整；連続増益の達成と利益平準化行動）
第２部 利益ベンチマークに関する利益調整―連結財務諸表情報（連結財務諸表情報と利益調整；連結会計制度の変更と利益調整）
第３部 利益ベンチマークに関する利益調整の決定要因（株式所有構造と利益調整；利益調整の動機分析）
第４部 コーポレート・ガバナンスに関する利益調整（経営者報酬と利益調整；経営者交代と利益調整；経営者による株式保有と利益調整；結論と課題）
著者等紹介
首藤昭信［シュトウアキノブ］
１９９７年関西大学商学部卒業。２００２年関西大学大学院商学研究科博士後期課程単位取得。２００２年専修大学商学部専任講師。２００４年専修大学商学部助教授、准教授を経て２００８年神戸大学経済経営研究所准教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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