内容説明
本書では、多角化戦略と企業合併に着目し、それらが企業業績にどのような影響を与えるのか、そのメカニズムを説明する理論の構築と検証を行っている。このような理論の構築と検証により、これまでに解明されなかった問題がいくつか解明され、企業の利害関係者に、新たに有用な情報を提供する。
目次
第１部 研究領域と研究アプローチ（管理会計研究と方法論；財務諸表分析の有用性）
第２部 多角化戦略の業績評価（多角化戦略の業績評価の展開；多角化戦略評価理論とその検証）
第３部 企業合併の業績評価（Ｍ＆Ａの業績評価の展開；企業合併評価理論とその検証）
著者等紹介
山本達司［ヤマモトタツシ］
１９６０年京都府に生まれる。１９８４年大阪大学経済学部卒業。１９８６年大阪大学大学院経済学研究科博士前期課程修了。１９８６年甲子園大学経営情報学部助手。１９８９年追手門学院大学経済学部専任講師。１９９４年追手門学院大学経済学部助教授。１９９５年追手門学院大学経営学部助教授。１９９８年日本原価計算研究学会学会賞受賞。２０００年名古屋大学大学院経済学研究科助教授、現在に至る
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