内容説明
本書のテーマは、企業組織における分割・結合・スリム化などさまざまな組織構造の設計(再編)を行うさいに、どういう業績評価システムを適用すれば企業組織全体として効果が出るかを明らかにすることである。3つのサブテーマからなっている。
目次
第1部 企業価値重視の経営と組織再編・業績評価(企業価値重視の経営と組織再編の決定基準;企業価値と業績評価;EVAと会計的利益に基づく企業・事業評価モデルと日本企業 ほか)
第2部 組織の分権的および統合的マネジメント(連結経営におけるアウトソーシングの効果;企業間結合が市場環境に応じたコスト低減に及ぼす効果;製品開発組織と業績評価システムが原価低減に及ぼす効果 ほか)
第3部 ABC/ABMによる企業プロセスの革新・改善(ABC/ABMの経営戦略への適用;機能展開によるプロセスの改革と改善;活動基準の原価企画・原価維持・原価改善 ほか)
著者等紹介
門田安弘[モンデンヤスヒロ]
神戸大学大学院経営学研究科修了。学術博士(筑波大学)。筑波大学社会工学系教授
浜田和樹[ハマダカズキ]
筑波大学大学院社会科学研究科修了。博士(経営工学)(筑波大学)。西南学院大学商学部教授
李健泳[イコンヨン]
筑波大学大学院社会工学研究科修了。学術博士(筑波大学)。大阪産業大学経営学部教授
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