内容説明
本書は教科書ではない。実際に原価計算システムを構築するためのマニュアルである。対象とする読者は基本的には情報システムの開発担当者だが、もちろん、経理部門で原価計算システムの開発プロジェクトに参加される方にも、システムの内容を理解する目的で一助となるであろう。原価計算の理論ではなく、あくまでも、システムを理解するための実践書である。
目次
第1章 原価計算システムの開発が困難な理由
第2章 原価計算システムの設計
第3章 原価計算システムと他のシステム
第4章 原価計算基準と原価計算システム
第5章 費目の分類
第6章 材料単価の計算
第7章 部門費の配賦計算
第8章 原価元帳への転記
第9章 製造原価の締め
第10章 工程別総合原価計算の処理事例
第11章 標準原価計算システム
第12章 これから原価計算システムを構築する企業のために