出版社内容情報
狩俣 正雄[カリマタ マサオ]
内容説明
人間が、精神的存在ないしスピリチュアルな存在であるならば、企業はそこで働く人の精神的な欲求を満たすことができるように、意義のある仕事を作ることが必要となる。意義のある仕事は、人々に働きがいを与え、生きがいを与える。人々が、そのような仕事に就き、積極的に働くことは、その人にとっても、企業にとっても望ましいことである。そのため、働きがいのある最高の職場、あるいは充実した組織づくりが求められている。本書は、従来のマネジメントやリーダーシップといった分野での研究に欠落していた、スピリチュアリティの問題に正面から取り組み、働きがいのある最高の組織ないしスピリチュアル経営のリーダーシップの特徴を解明している。
目次
第1章 リーダーシップ研究の課題
第2章 インテグラル・アプローチとスピリチュアリティ
第3章 リーダーシップ論の展開
第4章 経営者の意識の発達
第5章 組織変革とダイアログ
第6章 コーチング
第7章 リーダー育成
第8章 経営倫理の発達
第9章 最高の組織づくりと意味実現のリーダーシップ
第10章 スピリチュアル経営のリーダーシップ
著者等紹介
狩俣正雄[カリマタマサオ]
1950年沖縄県宮古島に生まれる。1994年博士(経営学)の学位を神戸商科大学(現兵庫県立大学)より授与される。2016年大阪市立大学名誉教授。現在、茲慶医療科学大学院大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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