出版社内容情報
関根 稔[セキネ ミノル]
白井 一馬[シライ カズマ]
内容説明
税法は理屈で作られた法律です。組織再編税制もグループ法人税制も、法人税法に存在する限り、理屈で作られた法律であることに違いはありません。本書は、その理屈を読み解いた実務の解説書です。本書では、本編の次に4名による座談会を掲載するという体裁を採用しています。ちょっと頑張って、本書を読破していただければ、組織再編税制やグループ法人税制に限らず、税法を理屈で読み解くという考え方が理解していただけると思います。なお、平成29年度税制改正については、公表された「平成29年度税制改正大綱」を資料とし、第8章において、その内容を読み解いています。
目次
第1章 組織再編税制はなぜ間違ったのか
第2章 組織再編税制の思想を理解する
第3章 組織再編税制のキモは5年50%超の支配関係
第4章 継続保有要件の思想を再構築する
第5章 含み損と青色欠損金の承継の制限を分析する
第6章 グループ法人税制を位置づける
第7章 100%親子間における資産移動
第8章 平成29年度税制改正の立法趣旨を読み解く
著者等紹介
関根稔[セキネミノル]
税理士・公認会計士・弁護士。昭和22年10月19日埼玉県生まれ。昭和50年3月関根稔法律事務所開設。平成2年東京弁護士会税務特別委員会委員長。平成4年日弁連弁護士税制委員会委員長。平成16~25年青山学院大学大学院講師。平成19~21年税務大学校講師
白井一馬[シライカズマ]
税理士。昭和47年6月11日大阪府藤井寺市生まれ。平成22年2月白井税理士事務所開設(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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