出版社内容情報
チャールズ・エリス[チャールズ エリス]
アリシア・マネル[アリシア マネル]
アンドリュー・エストゥルース[アンドリュー エストゥルース]
玉木 伸介[タマキ ノブスケ]
遠山 勳[トオヤマ イサオ]
村上 正人[ムラカミ マサト]
内容説明
本書は、勤続期間の長期化と貯蓄の増大という方法の組み合わせを通じた退職問題の解決に焦点を当てる。結局、退職後には少ない収入で生活することが必要になるのかもしれないが、これを目標とすべきではない。これらの目的を達成するためには、個人、企業などの事業主、政府の幅広い努力が必要になる。
目次
第1章 はじめに―豊かな退職後に向けて
第2章 現状に至った背景
第3章 問題はどれほど深刻であるのか
第4章 個人としてできることは何か
第5章 国としてできることは何か
著者等紹介
玉木伸介[タマキノブスケ]
大妻女子大学短期大学部家政科生活総合ビジネス専攻教授。東京大学経済学部卒業後、日本銀行入行。考査局、企画局、国際局、情報サービス局広報課長。2001年総合研究開発機構(NIRA)主任研究員、2004年預金保険機構(財務部長等)、2009年年金積立金管理運用独立行政法人(審議役・企画部長)を経て、2011年4月より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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くらーく
1
感想は変わらず。就職した娘たちも最初から確定拠出だし、積み立てニーサだし、アメリカと同じようになってきたんだなあと。最も差が大きいのは我々世代なんじゃなかろうかねえ。2021/07/31
コロ助
0
日本はアメリカの20年後の金融だね!アメリカだって、今の日本と同じように老後は不安なんだ❗日本だけじゃない。2017/07/03
くらーく
0
読了してみると、日本と同じかなあ。少なくとも過去を振り返れば、アメリカはインデックスファンドを持っていれば、十分だと思うけど。アメリカの人と言ってもピンキリだからねえ。 日本も老人の経済状況は、両極端だからなあ。全く老後資金が無く、働かないと生活できない高齢者と、相続税をどうするか悩む資産家と。 まあ、ショートしない程度にため込むのも人生だし、周りに助けてもらうよう環境を整えるのも人生だわなあ。祖父母世代のように、子供に頼るのもありかもしれないなあ。2020/11/21