内容説明
世紀越えの大変革。前世紀末から始まった会計制度改革は、こう称されるに相応しい大激変を遂げた。しかも、改革はまだ続いている。こうした改革の根底にあるのは、実態開示、グローバル化への対応である。重要なのは、改訂された会計制度が経済システムの在り様に与えるインパクトの増大である。今や、会計が経済のインフラとしての地位を占めるに至っている。今日ほど、会計に関する知識が重要になった時期はほかにない。本書は、会計をめぐるこうした状況認識にもとづきながらも、とりあえず、2003年2月末現在で制度化されている会計制度を中心に、現行会計基準をベースに会計諸事象を解説している。
目次
会計の機能とディスクロージャー
2つの利益計算法
概念フレームワーク
一般原則
金融資産会計
事業資産会計
金融負債会計
引当金
税効果会計
資本会計
収益と費用
本支店会計
連結会計
外貨換算の会計
財務報告書
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