内容説明
概念書とは、個別の会計基準を設定するための概念的な枠組みを明らかにしたものであり、しばしば「会計上の憲法」といわれる。本書に収録した5つの概念書は、アメリカにおける公会計の目的や機能を理解するうえで欠かせない基本文献である。わが国公会計のあり方を考え、そのあるべき姿を展望するためにも、欠かせない基本文献となるはずである。
目次
GASB Statement of Concepts(Objectives of Financial Reporting;Service Efforts and Accomplishments Reporting)
FASAB Statement of Concepts(Objectives of Federal Financial Reporting;Entity and Display;Management’s Discussion and Analysis)
著者等紹介
藤井秀樹[フジイヒデキ]
1956年生まれ。1984年、京都大学大学院経済学研究科博士後期課程修了。京都大学博士(経済学)。京都大学経済学部助教授等を経て、現在、京都大学大学院経済学研究科教授、日本会計研究学会機関誌編集委員、公益事業学会監事、公益法人研究学会理事。城陽市行財政システム改革推進委員会委員長、(財)関西社会経済研究所関西自治体経営評価委員会委員など
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