内容説明
本書の目的は、企業を取り巻く諸環境の変化によって、資本予算の伝統的知識にいかなる変革が求められているかを考究し、そうした変革の要請に応えて、どのような新しい知識が形成されてきたかを浮き彫りにすることにある。加えて、もう1つの本書の目的は、こうした新しい知識にも問題があることを指摘し、今後の資本予算研究の方向性を展望することである。
目次
第1部 資本予算の伝統的知識(各種の投資評価技法;資本予算研究小史;投資評価技法と企業業績 ほか)
第2部 資本予算の新しい知識(無形便益の評価;戦略分析;海外直接投資の資本予算 ほか)
第3部 資本予算研究の将来展望(設備投資のタイミング;BSC援用アプローチの展開;総括と残された課題)
著者等紹介
杉山善浩[スギヤマヨシヒロ]
1961年大阪府に生まれる。1987年大阪大学大学院経済学研究科博士前期課程修了。現在、神戸商科大学商経学部助教授
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