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会計測定の基礎―インフレーション・アカウンティング

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  • サイズ A5判/ページ数 271p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784502192609
  • NDC分類 336.9
  • Cコード C3034

出版社内容情報

利益計算における評価問題を検討。さらにインフレ時に維持すべき資本概念を整理し、その相互関係を踏まえ多様な代替的会計測定を検証。原著が示した考え方は、以後の国際会計基準形成にも影響を与える。

内容説明

本書においては、会計上の利益計算において必要不可欠な「評価」の問題と、「維持されるべき資本の概念」の問題、そしてその相互関係が体系的に整理されたうえで、それらを基礎にした様々な代替的会計測定システムが価格変動との関係で明らかにされている。会計においてもっとも基礎的な、しかも難解な問題領域を扱いながら、数値例を駆使することによって、初学者でも分かりやすいように工夫されている。

目次

インフレーション会計入門
基礎概念
取得原価主義会計
インフレーションと一般物価水準
現在価値システム(評価;資本維持概念と実質価値会計)
総括と展望

著者等紹介

ウィッティントン,G.[ウィッティントン,G.][Whittington,Geoffrey]
イギリスのケンブリッジ大学で長い間教授として教鞭をとった後、現在は、2001年4月に発足した国際会計基準審議会(IASB)の14人のボード・メンバーの一人として、同審議会の初代議長であるD.Tweedieを理論的に支える立場にある

辻山栄子[ツジヤマエイコ]
1971年早稲田大学商学部卒業。1976年東京大学大学院経済学研究科博士後期課程修了。博士(経済学・東京大学)。茨城大学人文学部助教授、武蔵大学経済学部教授等を経て2003年4月から早稲田大学商学部教授。現在、金融審議会委員、企業会計審議会委員、企業会計基準委員会委員、国税審議会税理士分科会長、国際会計基準審議会(IASB)基準諮問会議委員、政府税制調査会特別委員などを務める
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