内容説明
株式交換・移転制度、会社分割制度の導入。金庫株解禁・法定準備金の見直し、新株予約権制度の創設。たび重なる商法改正により、いわゆる資本取引についての法規制は、完全に姿を変えたかのようである。本書は、一連の商法改正を踏まえた上で、資本取引の主要項目について、その法・会計・税務の実務上の論点を整理し、解説するものである。
目次
1 資本取引の法と会計・税務(設立;自己株式;ストック・オプション;新株発行;減資 ほか)
2 資本取引の実務Q&A(創業費・開業費の取扱い;会社設立登記前の損益の取扱い;設立後1年未満で決算が到来した場合の取扱い;現物出資資産の受入価額;会社設立時の初期投資の会計処理 ほか)