内容説明
バブル以降に変革を迫られたわが国の企業経営。会計面においても、いわゆる会計ビッグバンといわれる制度の見直しが行われ、新会計基準が制定・改訂されることとなった。本書は、新会計基準のなかから、退職給付会計基準をとりあげ、継続的な見直しが必要な基礎率の計算から会計・税務・開示の実務ポイントまでを、コンパクトな内容でまとめあげている。
目次
1 退職給付債務の会計と税務(退職金制度を理解する;退職給付会計とは;退職給付債務および年金資産等の計算手法;数理計算に用いる予測数値 ほか)
2 退職給付会計の実務Q&A(割引率の決定;割引率の変更;数理差異の費用処理;過去勤務債務の費用処理 ほか)