出版社内容情報
高橋 貴美子[タカハシ キミコ]
内容説明
必ずしも、法律に基づく課税実務が行われていない現状を打破するために、税務判例を批判的に分析検討して、税務調査で負けないリーガルマインドを育てるための本です。まず、基礎知識編で税務判例を分析するために必要となる税務訴訟に適用されるルールと税務判例分析に役立つアプローチを紹介します。次に実践編で、基礎知識編でマスターしたルールやアプローチを駆使して税務判例を分析、検討し、法人税基本通達の合理性まで言及しています。
目次
1 基礎知識編(税務判例を自分の頭で分析・検証するために―まず理解してもらいたいこと;税務訴訟で適用されるルールを知ろう;税務判例の実践的分析のアプローチ)
2 実践編(税務判例を分析してみよう!;法人税基本通達を分析検証する;税務判例の分析結果を戦略的に利用する)
著者等紹介
高橋貴美子[タカハシキミコ]
高橋貴美子法律事務所。弁護士・公認会計士。公認会計士試験合格後、公認会計士として、KPMGで外資系企業を中心とする監査業務に従事、その後会計事務所を自ら運営。弁護士登録後、三井法律事務所にて国内及びクロスボーダーの各種金融取引、M&A、民事再生を含む企業法務全般に従事。2011年8月に高橋貴美子法律事務所を設立。土地評価等に関する税務訴訟も複数手がける。日本公認会計士協会東京会税務第2委員会委員長、税務訴訟学会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。