内容説明
戦略、構造、プロセス、パフォーマンスの観点からSCMを体系化。豊富な事例で理解が深まる。
目次
第1章 サプライチェーン・マネジメント(SCM)とは
第2章 サプライチェーンにおけるパフォーマンスのトレード・オフ
第3章 サプライチェーンの戦略
第4章 効率性重視のサプライチェーン
第5章 応答性重視のサプライチェーン
第6章 効率性と応答性の両方重視のサプライチェーン
第7章 サプライチェーン・プロセスの変革
第8章 SCM論の課題
著者等紹介
中野幹久[ナカノミキヒサ]
京都産業大学経営学部教授。神戸大学大学院経営学研究科博士課程修了。博士(経営学)。株式会社三菱総合研究所にてシステム・情報分野の調査・コンサルティングに従事。その後、株式会社ファーストリテイリング、大阪国際大学を経て、現職。専門:オペレーション・情報管理(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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たこ焼き
5
資本力がないステークホルダーは在庫をかかえるリスクを抱えられない。導入から間もない商品、コモディティ、カスタマイズ性が高い商品は生産計画を短期的に見直して調整する必要があり柔軟性が高いSCMが求められる。それらの逆は顧客側が待てたり、予測も立てやすい商品なので固定的なSCMが可能。部品ごとに安定的(固定的)に仕入れる部品と変動に合わせるものとで並列に実施する。販売側の販促情報や実需の情報を共有してもらうことで生産・物流も調整する。市場において重要な立ち位置になればSCMも顧客側が待ってくれるので主導できる2025/02/07