内容説明
IOSCOとIASに長く携わってきた著者が日本の会計の国際的調和化を解明。本書では、各章または各節の巻頭に、該当する新基準、諸法規、実務指針等をリストアップし、実務適用について正確に解説。各テーマの主要な内容を、表や図を使ってわかりやすくまとめた。
目次
第1章 会計ビッグバン発生の背景
第2章 新設または改訂された会計および開示基準のリストと適用時期
第3章 連結財務諸表制度の見直し
第4章 税効果会計の本格的導入
第5章 キャッシュ・フロー計算書の導入
第6章 研究開発費及びソフトウェアの新会計基準
第7章 金融商品の新会計基準
第8章 外貨建取引等の会計基準の改訂
第9章 退職給付の新会計基準
第10章 日本の会計制度の今後の展望
著者等紹介
加藤厚[カトウアツシ]
1968年中央大学卒業後、税理士開業。1971年にクーパース&ライブランド東京事務所に入所。1984年に監査法人中央会計事務所(現、中央青山監査法人、プライスウォーターハウスクーパースのメンバーファーム)と合併し、代表社員となり現在に至る。1999年12月~現在:企業会計審議会臨時委員。1999年7月~現在:財団法人企業財務制度研究会(COFRI)「わが国会計基準の国際的調和化に関する研究委員会」委員長。1992年6月~現在:金融庁総務企画部市場課の証券監督者国際機構(IOSCO)第一作業部会(WPI)関係担当官のテクニカル・アドバイザー。1996年7月~1999年5月:企業会計審議会幹事。1994年8月~1997年7月:日本公認会計士協会会計制度委員会委員長。1989年1月~1995年6月:国際会計基準委員会(IASC)の金融商品起草委員会委員
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