内容説明
本書は退職給付会計をめぐる疑問に答えるために、基本用語の説明はもちろん会計基準変更時差異の実際の金額および処理年数に関するアンケート結果や、法人税法との関連や確定拠出年金制度にも言及する。さらに、厚生年金法の改正に伴う退職給付債務への影響など最新情報を織り込んで、初心者から会計実務に従事する専門家まで幅広く読んでもらえる内容にしている。
目次
第１編 基礎編（日本の退職金制度の実態と新会計基準の考え方；退職給付会計の導入による新しい経営のあり方）
第２編 実践編１―総合論点解説（退職給付債務の３つの概念；退職給付債務の計算手法；退職給付費用の計算手法 ほか）
第３編 実践編２―個別論点解説（連結財務諸表と退職給付会計；退職給付信託；複数事業主制度 ほか）
