出版社内容情報
「起業」に対する取り組みについて、基礎知識や関係情報、そして心得などをわかりやすく説明。
内容説明
起業家精神を養うことがイノベーション人材を生む。「起業」についての基礎知識や、それに関係する情報、心得などが、体系的にこの1冊ですべて習得できる。
目次
第1部 起業と社会との関わり(アントレプレナーシップとイノベーション―模倣に少し工夫を加えてイノベーションを起こすことができる;起業戦略と社会的インパクト―社会へのインパクトは、起業数ではなく、その質で決まる)
第2部 起業のマネジメント(現代社会における起業―起業とはアイデアの曖昧さを具体化することである;起業のマーケティングと販路開拓―顧客価値と提供価値とを合致させる ほか)
第3部 ベンチャーの成長と多様なスタイル(スタートアップから企業成長段階へ―成長段階ごとに危機が発生し、それを乗り越えることで強くなっていく;サービス系のベンチャービジネス―サービスを提供する業が世の中の中心となる時代が到来している ほか)
第4部 ベンチャービジネスの実際(起業の危機管理―不確実性の高い起業だからこそ危機管理が必要である;現代社会における企業の役割と社会的責任―規模の大小にかかわらず、企業は社会的責任を負う ほか)
著者等紹介
松重和美[マツシゲカズミ]
四国大学長、京都大学名誉教授、Ph.D.、工学博士。米国ケースウェスタンリザーブ大学にてPh.D.課程修了。九州大学教授を経て、京都大学大学院工学研究科教授、同大学国際融合創造センター長、国際イノベーション機構長、ベンチャー・ビジネス・ラボラトリー施設長などを歴任し、2013年4月より現職。2013年12月より徳島県教育長。2004年から4年間余り、京都大学副学長(産学連携・知財担当)も務めた
三枝省三[サエグサショウゾウ]
就実大学経営学部教授、広島大学名誉教授、博士(工学)。広島大学大学院工学研究科修了、日立製作所を経て、2005年に広島大学産学連携センター教授・新産業創出教育部門長、2014年4月より現職。MOT(技術経営)・メカトロニクスに詳しい
竹本拓治[タケモトタクジ]
福井大学産学官連携本部准教授、タイ国チャンカセームラチャパット大学客員教授、博士(政策科学)。同志社大学大学院総合政策科学研究科総合政策科学専攻、学生時代に教育サービス会社を起業、京都大学経営管理大学院経営研究センター特命講師等を経て、2012年4月より現職。キャリアとアントレプレナーシップの教育に詳しい(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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