内容説明
企業にとっての最終利益である税引後利益の最大化に向けて、日系企業はまだ十分に努力を払っていない面がある。それは、企業グループが負担するコストのなかで最も大きいともいえる「税務コスト」の削減努力である。本書は、連結経営においていまや不可欠となった税務コスト削減の手法を、シミュレーションなどを用いながら具体的に解説する。
目次
1 企業の目的と課税関係
2 税務・会計に関する制度的変化
3 課税関係と関連者間取引
4 税務コストとその削減策
5 連結経営モデルのシミュレーション
6 連結経営モデルの応用
7 連結経営利益最大化へ向けてのステップ
8 テクニカル・アペンディクス