内容説明
近年、環境会計に対する関心が高まりつつあるが、現在のところ国際標準といえるものはなく、また対象領域もミクロレベルからマクロレベルまでいくつかの階層があり、各々のなかでさまざまな議論が進行している。本書は、その中でも、いま企業で現実に取り組みがはじまった環境会計にのみ焦点をあてて書かれている。これから環境会計を導入してみたいと考える人のために、そもそもなぜ必要か、使ってどんな便益があるか等のすじ道を基本的に理解してもらうことに力点を置いている。
目次
第１章 環境経営と環境会計
第２章 伝統的会計と環境会計
第３章 なぜ環境会計が必要か
第４章 環境コストの集計・把握
第５章 内部環境会計と外部環境会計
第６章 コストと効果との対比
第７章 企業の環境会計実例
第８章 企業の環境会計情報をどう読むか
第９章 ポイント総まとめ
