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経済価値ベースのERM―グローバル規制改正とリスク管理の高度化

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  • サイズ A5判/ページ数 276p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784502166419
  • NDC分類 336
  • Cコード C3033

内容説明

なぜ経済価値ベースのソルベンシー規制が必要なのか。世界的潮流を受けた実務の進化過程と今後の方向性を実務と研究の両面から探る。

目次

第1部 経済価値ベースのソルベンシー評価(経済価値に基づくソルベンシー・マージン規制の必要性;ソルベンシー規制の国際動向;ファイナンス理論の保険負債評価への応用;破綻距離(DD)を用いた1990年代生保破綻の分析)
第2部 ERM実務の進展(リスク計測・管理手法の変遷と課題;生命保険会社のERM―銀行との比較を通じて;損害保険会社のERM―自然災害リスク管理を中心に;保険会社によるERM関連情報の開示)
第3部 実証分析のフロンティア(リスク情報開示の現状と課題―ERMの観点から;金融危機時における金融機関のCDS―流動性逼迫の影響とシステミック・リスク;損害保険会社はシステミックな存在になり得るか?―損害再保険ネットワークの分析)

著者等紹介

茶野努[チャノツトム]
武蔵大学経済学部教授、博士(国際公共政策)。1964年生まれ。住友生命、(株)住友生命保険総合研究所、九州大学経済学部客員助教授を経て、2008年より現職。1999年、大阪大学大学院国際公共政策研究科、博士課程修了。専門分野は金融論、リスクマネジメント論。『消費者金融サービス業の研究』日本評論社、2013年(パーソナルファイナンス学会賞受賞)

安田行宏[ヤスダユキヒロ]
一橋大学大学院商学研究科教授、博士(商学)。1972年生まれ。2002年一橋大学大学院商学研究科博士課程修了。東京経済大学経営学部専任講師、准教授、教授を経て、2015年より現職。専門分野は企業金融論、金融論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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