出版社内容情報
建物の一部除却が減価償却を補完するため、欠かせないものであることを理論的に導く書。
目次
1 建物償却の問題点(一部除却理論構築の必要性;建物の大規模修繕工事時の会計処理の問題点 ほか)
2 償却理論としての一部除却の意義(財産法から考える一部除却の意義;会計理論から考察する一部除却の償却理論)
3 建物の物量計算と実務としての一部除却の考え方(工事内訳書の基になる建物の構成要素の考え方;建物における物量計算の根拠)
4 建物の架空資産が及ぼす経営指標等の分析手順(大規模修繕工事における工事金額と撤去費の比率の考察;全産業から見る建物の架空資産が及ぼす経営指標と受託責任の問題点)
5 業種別から見る建物の架空資産が及ぼす経営指標と受託責任の問題点(製造業における建物の架空資産が及ぼす経営指標と受託責任の問題点;生命保険業における建物の架空資産が及ぼす経営指標と受託責任の問題点 ほか)
著者等紹介
土屋清人[ツチヤキヨト]
税理士、博士(政策研究)、租税訴訟学会理事、危機管理システム研究学会常任理事。東京都出身。駒澤大学大学院商学研究科修了、コンサルティング会社・税理士法人を経て、土屋税理士事務所所長(東京税理士会目黒支部)、建物タックス・コンサルティング(株)代表取締役。産能短期大学で非常勤講師などを歴任。受賞著作:(財)日本ファシリティーマネジメント協会、功績賞『建築士・会計士・税理士の災害FAQ』(共著)中央経済社。(社)日本経営管理協会、協会賞「建物の架空資産と工事内訳書との関連性」(単著)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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