内容説明
環境経営は企業経営に新しいスタイルをもたらすイノベーションである。大企業に比べて経営資源面で制約が大きい中小企業が環境経営を推進するための条件とは?
目次
第1章 環境問題解決へのアプローチとしての環境経営
第2章 企業経営としての環境経営
第3章 組織マネジメントとしての環境経営
第4章 大企業の環境経営におけるイノベーション
第5章 中小企業の環境経営イノベーションに関する分析課題
第6章 中小企業への環境配慮要求と環境経営イノベーション
第7章 中小企業の環境経営推進の条件と環境経営イノベーション
第8章 中小企業の環境経営イノベーションに対する支援―環境コミュニケーションの役割
第9章 中小企業の環境ビジネス・イノベーション―成功する企業特性と情報支援の効果
第10章 中小企業の環境経営イノベーション普及に向けて
著者等紹介
植田和弘[ウエタカズヒロ]
1975年京都大学工学部卒業、大阪大学大学院博士課程修了、ロンドン大学及び未来資源研究所研究員、ダブリン大学客員教授等を経て、京都大学大学院経済学研究科教授及び同地球環境学堂教授。経済学博士、工学博士
國部克彦[コクブカツヒコ]
1985年大阪市立大学商学部卒業、同大学院経営学研究科博士課程修了、大阪市立大学助教授、LSE客員研究員、神戸大学助教授等を経て、神戸大学大学院経営学研究科教授。北京理工大学珠海学院客座教授。博士(経営学)。ISO/TC207/WG8議長
在間敬子[ザイマケイコ]
大阪大学理学部卒業後、東レ株式会社開発研究所で高分子材料研究に携わる。環境問題への関心から市民活動に参加したことがきっかけで、環境情報の提供に関する問題意識が芽生え、研究を志して大学院に進学。2001年京都大学大学院経済学研究科博士後期課程修了。専修大学商学部講師、同助教授等を経て、京都産業大学経営学部教授。博士(経済学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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