出版社内容情報
企業や産業集積の構造と機能を分析し、サステイナブルな地域づくりへの具体的な道筋を論じる。
内容説明
サステイナブルな地域における企業や産業集積構造・機能を分析し、サステイナブルな地域づくりへの具体的な道筋を明らかにする。
目次
サステイナブルな経済を考える
第１部 地域企業の競争優位とサステイナビリティ（グローバル化と地域の競争優位；我が国地域企業の競争環境と課題；産業集積と学習地域；新しい地域システム、企業制度のデザイン；持続可能なガバナンス・モデルの構築をめざして）
第２部 サステイナブルな地域づくりのスタディ（サステイナブルな地域づくりを考える；サステイナブル・シティ飯田市の研究；地域の持続可能性チェックリストの開発と活用；サステイナブルな地域づくりと人口減少）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
壱萬参仟縁
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Stuart L.Hart教授は、持続可能なビジネスの前提として、グローバル経済が市場経済、生存の経済、自然の経済により構成されるとした（１９９７年、１頁）。私は、生存の経済が地域で実現し難い現状を嘆いている。ここでは、生存の経済は途上国３０億人で、自給自足だが、人口急増が問題となる（２頁）。私の専攻は中山間研究（６頁）だから人口急減を問題としている。いずれにせよ、人口の過剰や過小問題が生存の経済についての途上国と先進国共通課題であることは重要だと思う。2016/08/22
